偏見で振り返るスポーツフェスティバル①
一年生の大瀬君の視点で語られる、一大イベントスポーツフェスティバルの記録です。
新入生であった彼は、このイベントをどう感じたでしょうか。以下、本文です。
2022年9月上旬に一週間にかけてスポーツフェスティバル(通称スポフェス)なるイベントが開催され、寮同士の垣根を越えて大いに盛り上がったことは記憶に新しいでしょう。私は春に肺を病んだせいで運動と名の付くものは全て禁止され、北寮の空気も同然の身でした。そのためスポフェスには観戦者としてのみ参加させていただいたのですが、今回はただでさえ閑な大学生の夏休みの内の6日間を、日がな一日記録に費やした私にしかできない芸当をやってのけようと思います。なお、偏見の塊でしかない日記をそのまま引用します。そのほうが当時の盛況をありのままに伝えるのにいくらか効果的だと思うからです。
一日目(9/2)
サッカー:無念の最下位
「降雨のためグラウンドはぬかるんでいて、走る選手たちは次から次に転ぶ。そして簡単に点が入る」
「しかしわが北寮が点を入れることだけは簡単ではないようだ。2試合やって入ったのは1点だけ。むろん最下位である」
「ただ一人、多少の泥などものともせず華麗なボール捌きを展開する人がいる。目を凝らすと早稲田の競争部の先輩である。競争部の面目躍如たるや甚だしい」
注)わが北寮二年の筒井航佑さんです!カッコいいですね!
「われわれは恐らく応援の曲も一番少なく声も小さかったと思われる。しかし『ああ愉快なり』などの他寮の大声援にバーバリズムの一片をみた。私はそれをいたく気に入った。やはり男子寮はこうでなくではならぬ」
リレー:降雨のため中止
二日目以降は次の機会乞うご期待!!
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