星に願いを。
こんにちは。北寮2年の谷口です。
12月に和敬塾北寮で行った、小さなイベントを紹介します。
目白台にある和敬塾は、新宿や池袋に近く、通学や遊びに出かけるには良いところです。
しかし、夜に街の明かりが強く、星を見るには良いところではありません。
そのような和敬塾で、流れ星を見ようというのが今回のイベントです。
狙いは14日にピークを迎えるふたご座流星群です。運よく13日が新月の日で、天気の都合でこの日に観察することになりました。夜10時過ぎから北寮の屋上に集まって、観察を始めました。
このイベントを企画した僕ですら、そう簡単に流れ星は見えないだろうと思っていました。ところが全員集まらないうちに、緑色の光が落ちるのが見え、幸先のいいスタートになりました。見たのは僕だけで、誰も信じてはくれませんでしたが。
本当に見えるのかと初めは懐疑的だった人たちも、「見えた」という声が増えるにつれ、夜空に目を凝らすようになっていきました。
全員が少なくとも1個は流れ星を見たであろう頃、僕たちはこのイベントが星に願いごとをするイベントであることを思い出しました。しかし、流れ星が見えたとき口から出る言葉は「見えた」くらいで、願いごとを言うのは難しいと知りました。
そういうわけで、まだまだ夜空を見ていたかったのですが、大学生の体は冬の夜の寒さに耐えられず、1時間も経たないうちに撤退しました。
今度は暖かい時期の流星群を、田舎で見たいと思いました。
文責:谷口至良
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