挑戦！「武蔵野四倍盛り」

こんにちは。和敬塾北寮一年の金井です。

今回は私の武蔵野アブラ學会、通称“学会”での挑戦をここに記します。

学会の食券機に並盛・大盛・Wと並ぶ中、一際目立つダブダブダブの文字。これは並盛の四倍の量である「特濃ダブダブダブ油そば」（長いので以降は四倍盛りと呼称する）を示す。

今までの自分であれば奢られる身である以上、多少の遠慮が必要であると考えてWを注文していただろう。しかし、北寮に入り一年弱。私は挑戦をする楽しみを日常に見出していた。

はい。そんなこんなで奢っていただきました。先輩方本当にありがとうございます。御恩は忘れません。

しゃあっ　いただきます！

右下の眼鏡をかけた男が私です。三名の先輩方とともに行きました。

学会の油そばは最初から麺と油が混ざり合っているため、混ぜる手間が省けていいですね。

それにしても…

うーん、でかい。思っていたよりも。

その姿に今は亡き麵珍亭鬼盛の雄姿を見た！

最近、麺珍亭の鬼盛り（こちらも四倍盛り）が消えてしまいましてね。諸般の事情と原料価格の高騰だそうで……。

それと、多量の油そばを食べるときには満腹中枢を麻痺させるよう早食いする、チャーシューはあとに残さない、味変をするなどのテクニックがあるそうです。先人の知恵ですね。

ですが無理をせず、味を楽しみ、のどに詰まらせない程度に急ぎましょう。食事とは本来そう言うものですから。

そうこうしているうちに完食です。ごちそうさまでした。

濃い味と量で非常に満足感のある一杯でした。おいしかったです。

……二ヶ月に一回がちょうど良いっスね。忌憚のない意見ってやつっス。

(完)

文責：金井良太